2010-01-31
音でつむぐメモ書き的ミュージカル『ノート/トーン』~洋楽事始メと心地よさとJポップと、を観てきました。
バイト先から10分くらいのとこでした。
またチャリで行っちゃった。
元鉄工場を改築した劇場らしく、とても新しい感じ。
以前ひょっとこで共演したやまゆ、こと山本紗由を観に行きました。
その頃は芸名が違ったのでいまだに戸惑います。
4歳から学んでるという、やまゆのヴァイオリンをやっと聴けて、観れて満足。
内容は、少女の自分探しストーリー。
ヴァイオリン、横笛、ハーモニカ、ピアノ、ギター、三味線、などの楽器。
DJが操るような機械、マイク、ウォークマン、ヘッドホン、スピーカー、iPod、などの機械。
セリフ、歌、など人間の出す音。
西洋12音階の輸入をモチーフに、音階にこだわった作品でした。
チラシに、「距離をもって観客に批判的に観察させる演出が特徴」とありましたが、どっちつかずな印象ですね。
面白かったけど、何か足りない。
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2010-01-30
『鹿男あをによし』、『プリンセス・トヨトミ』などを書いた万城目学(マキメ・マナブ)原作の、映画『鴨川ホルモー』をDVDで観ました。
ホルモーとは、「オニ」と呼ばれる式神を操って戦わせるバトルのこと。
京都を舞台に、
東の京都大学・青竜会、
北の京都産業大学・玄武組、
西の立命館大学・白虎隊、
南の龍谷大学・フェニックス
という各大学サークルのメンバーが、
オニ語と指令ポーズによって「オニ」を操り、代々伝統的に戦っている、
という設定。
式神とか、四神相応(北に玄武、南に朱雀、東に青龍、西に白虎)とか、そういうガジェット、好きです。
主演の山田孝之と栗山千明のダサさが素敵。
VFXのオニがキモカワ。
街中を走り回ってホルモーするのですが、京都の街は絵になりますねぇ。
万城目自身が京大出身らしいので、京都を舞台にしたのは自然な流れなんでしょうね。
で、先ほどの四神相応の話でいえば、風水的には、背後に山、前方に海、湖沼、河川などの水を配置した背山臨水の地が、砂と呼ばれる丘陵もしくは背後の山よりは低い山で左右から囲まれているのを、四神相応の地相と呼ぶんだそうです。
それは、理想の地相。理想の土地。
北に丹波高地、東に大文字山、西に嵐山、南に巨椋池を配した京都は、この地相になっています。
けれど、南の巨椋池は完全に埋め立てられてしまっているので、京都の四神相応は壊されてしまってるのだそうです。
ところで以前、『鴨川ホルモー』も舞台化してましたが、オニ、どうやって表現したんだろう(・∀・)ノ
2010-01-26

自己PR順番決めイス取りゲームが開催されました!
自己PRしない劇団員の方々が本気でした(οдО;)
WS後、「池袋は庭」と豪語するタッカーさん、こと高倉大輔さんの案内で、おされなカフェに行ったよ。
左前から時計回りに、
藤波瞬平さん、タッカーさん、愛音ちゃん、柿谷広美さん。
藤波さんとは去年4月にスプリングマンで共演して以来。
タッカーさんとは、2006年にエメルパスで共演して、その後ちょこちょこ互いのお芝居観たりしてますが、今回久しぶりにお会いしました。
柿谷さんとは5月にまた共演しますvv
2010-01-24
おおのの♪というユニットの、太宰治生誕100年記念公演『走れダザイ』を観てきました。
また下北沢の小劇場楽園です。
おおのの♪は、「ネオ歌舞伎」を掲げる花組芝居という劇団の大野裕明さんが作・演出するユニット。
三村聡さん、花組芝居の谷山知宏くんと丸川敬之くん、KAKUTAの大枝佳織さん、双数姉妹の吉田麻起子さん、劇団チョコレートケーキの岡本篤さん、6人の役者さんそれぞれ魅力的でした。
あと、俳優座の岩崎加根子さんの語りも落ち着いていてとても良かった。
太宰治を読みたくなりましたヽ(´▽`)/
が、いかんせん、最前列に座らされてしまったので、お尻が痛くて全然集中できなかった(泣)
1時間40分くらいだったけど体感は2時間超えてましたね(;^_^A
2010-01-23

今日もバッコスWS!
左から、
5月共演する【濱坂愛音ちゃん】、
以前に柿喰う客で共演した【佐野功さん】、
忠臣蔵につづいて、5月も一緒にやる【上田直樹くん】、
ワークショップで初めてお会いした【あずまゆきのちゃん】
佐野さんとは何年ぶりなんでしょう。
3年、とかですかね。
変わってないなぁ!、と懐かしかったり、こんな人だったんだ!って発見したり。
2010-01-21

唐突に、観劇に通し番号をふってみる。
ちょっと1年に何本観てるか数えてみようかと。
ブログに書いてない場合もあるので、番号が飛んだらこっそり観たと思ってください。
黒色綺譚カナリア派の、音楽劇『雨を乞わぬ人~戒め駄婦~』を観てきました。
「巫女が泣けば大雨が降り村が滅びる」
という古い因習に縛られた閉鎖的な村、天治村。
恋人の故郷であるその村を訪れた元子は、天治家の蔵に監禁された美しい巫女と出会う。
泣くことを許されぬ巫女のために、蔵で毎夜行われる酒池肉林の饗宴。
彼女を養う天治家は、大きな権力を持ち、村を支配していた。
驚愕した元子は、巫女に逃亡を持ちかける。
しかし、巫女は笑うばかり。
そんな二人の女の、友情にも似た相容れない物語。
という、あらすじ。
ビバ民俗学!
舞台美術と音楽がとても良かった!
巫女、特権階級の人々、村人たち、共同体外部の人間、民俗学者など、それぞれの立場、それぞれのドラマがしっかりしてて見やすかったです。
初の音楽劇とは思えないほど、音楽的素養のある役者さんばかりで、歌や踊りがとても様になっていました。
そして、バッコスのワークショップへ。
写真は、主宰の森山さんと、平均年齢21歳の女子たち。
2010-01-18
今日はバッコスのワークショップでした(*^□^*)
昨日のワークショップに参加してた方の体験談を拝借して、エチュードの設定を作ってみました。
無断借用してすみません。
やっぱり、ワークショップは宝の山です(≧▼≦)
いいかげん写真を撮ろうと思うのにいつも忘れるなー。
次こそは!
2010-01-18
今日は、ひょっとこ乱舞のワークショップオーディションに行ってきました。
2003年からひょっとこに参加して、11本の作品に出演しました。
最後に出た『銀髪』再演がちょうど3年前、2007年1月。
ひょっとこを出てからの3年間に、いろいろな公演に参加しました。
いろいろ見て、いろいろ考えて、あの頃より、できるようになったことは増えたと思っています。
広田さんは、芝居についても、役者自身についても、ものすごく細かく見て、ものすごくたくさんの言葉をくれる人。
自分自身や、自分の演技を、分析したり、解説したりしてくれる。
感覚でしか捕らえてないことを言葉にして規定してくれる。
芝居を始めた頃の私にとって、広田さんは心理カウンセラーみたいな人でした。
だから、広田さんには、今どう見えるのか見てもらいたかった。
あの頃とは変わってるといいな。
2010-01-16
今日も下北沢です。
昨年4月にゲストで出たスプリングマンの『この街の冬』を観てきました!
始まり方がすごく良い。
朝倉亮子さん演じる笑わない女と、武藤啓太さん演じる人の好い電気屋の会話。
長い間、看病してきた母が亡くなった女の元へ、ロックという夢を追いかけて家を捨てた姉(若林直美さん)が帰ってくる。
スプリングマンの作・演出家である澁谷光平さんを呼んで、うさぎchanというユニットでやった『シューティングガール×バイオミュージック』を思い出しました。
その時、私と朝倉さんは、7人姉妹の次女と三女を演じました。
母の行方不明に姉妹全員が集まる、というお話だったのですが、ロックをやるため定職に就かず家に寄り付かない姉である私と、家業を手伝う妹の朝倉さんが対立する関係でした。
今回も、姉妹の対立、ロック、母の不在、手紙といったキーワードがかなり重なっていたので、続編のような、パラレルワールドのような、不思議な感覚でした。
ただ今回は、母の不在が死だけに、妹にはキレる正当性がある。
その脚本の重さを、朝倉さんの笑わない演技がきちんと表現してた。
朝倉さん変わったなぁ、と思いました。
澁谷さんの脚本は、ナチュラルから始まって、ぶっとんではっちゃけて、しんみり、爽やか、という流れで、良い話で、良い話であることが嫌味にならない。
こざっぱりしたウェルメイドなこの作風は、他のとこにはあまりない部分なので持ち続けてもらいたいな。
ただ今回の中盤はちょっとたるんだ感じ。
姉妹以外の人たちのドラマを見せたいのか見せたくないのか、どっちつかずな印象。
同じくらいの人数を出した澁谷さんの脚本では、乙女企画クロジ☆でやってた『僕の愛した冒険』のほうが良かった。
舞台セットの転換がないワンシチュエーションの芝居だと、その場所に来たりいたりする必然性がないと登場できない。
そういう意味では、小澤雄志さんの役はもったいなかった。
小澤さんはもっと観たかった。
舞台装置は、あいかわらずの部屋セットでしたが、椅子を使ってたのが幸いでした。
床座りだったら、前の人の頭が邪魔で、確実に芝居の大半が見えない。
演出もより洗練されて、とくに、クライマックスの歌と映像の入れ方は良かった!
井手昭仁くん、仁後亜由美ちゃんも自分の良さを発揮してて良かった。
グアムに旅立つと言い張る朝倉さんが、部屋の隅に置いてある、ばかでかいスーツケースに目をやった瞬間、がたん、という音がしたので、まさかスプリングマンでホラーが始まったかと怯えましたが、ただの裏の音だったみたいですね。
爽やかに終わって良かったー。
2010-01-15
「おはようございます。
楽園への行き方、教えてもらえませんか?」
朝っぱらから濃いメール送ってますね~。
いやいや、「楽園」ってのは下北沢に新しくできた劇場です。
一時期、小劇場閉館の流れがつづいてましたが、最近はまた中野や下北沢に新しい劇場がオープンしてます。
楽園もそのひとつ。
世田谷シルクという劇団の『美しいヒポリタ』を観てきました。
シェイクスピアの『夏の夜の夢』を下地にした作品です。
『夏の夜の夢』といえば、男女2組の恋愛を、妖精パックが惚れ薬を使って混乱させるのが、一番オイシイ部分。
そこを、現代日本のITベンチャー企業のオフィスを舞台にして、社員同士の四角関係が、ネット上でバーチャルにこじれていく部分に読み換えていて、面白かったです。
現代劇と古典劇と身体表現(音に合わせた振付)を組み合わせた演出は、目新しいものではないですが、そうとう計算されてて凝ってる。
その隙のなさが良かった。
あと、好きなとこは、『夏の夜の夢』の台詞の入れ方、椅子の移動・配置、劇場の壁に描かれた草花。
2010-01-14
去年の2月に出演したストレイドッグプロモーションの『心は孤独なアトム』を観てきました☆
久しぶりに会いましたが、みんな元気で良かった(≧▼≦)
『へなちょこヴィーナス』で、先生を演じた柴田さんと、サラリーマンを演じた仁さんが、今回は親友という設定で、2人の友情が良かったー!
あと、今、一緒に映画を作ってる田路さんがダブルキャストで出演していて、観た回には出てなかったんですが、ロビーで会えました♪♪
追加ステージもいっぱい出て、楽日まで大変でしょうが、楽しんでがんばってください!
2010-01-13
今日は映画の試写会に行きました。
友達が当たったやつに便乗。
『サヨナライツカ』を観ました。
中山美穂、12年ぶりの主演作品です。
原作は、辻仁成。
日本に婚約者が待つエリートビジネスマン・豊(西島秀俊)に出逢い、恋に落ちた沓子(中山美穂)。
美貌と金を持ち、高級リゾートホテルのスイートルームに暮らし、男を虜にする、女神のような女。
そんな沓子が、求めすぎるほど豊を求める姿は切ない。
おそらく、原作に忠実に作ったんでしょうが、回想や思わせぶりな展開が多くてわかりにくい。
2人が出逢うバンコクの色彩と、中山美穂がまとうドレスや装飾品の色彩がとても綺麗。
いっそ、セリフもストーリーも、中山美穂と西島秀俊以外のキャストもいらない。
あのバンコクの色彩の中で、着飾った中山美穂が、奔放に一途に西島秀俊を愛してる絵だけ見れれば満足。
何かのCMとかPVとかだったらよかったのに。
会場は、神保町にある一ツ橋ホールという所。
事前に調べたら、ここでの試写会に2時間半並んだ、という人がいたので、ちょっとびくびくしながら来たのですが、意外に並んでなくて拍子抜け。
それでも1時間半くらい前に着いたので、良席を確保できました!
前の人の頭が邪魔で見にくかった、と書いてあったので、けっこう後ろですが、通路を挟んだ席に座りました。
画面はかなり遠かったですが見やすかったです。
クラシックとか聴くホールなんですかね。
斜面が緩やか~。
これは見にくいわ。
2010-01-11
今週はまた多いです(^ .^)y-~~~
しばらく観劇ブログになりますー。
+1という劇団の、『夢見る乙女じゃいられない』を観てきました。
「+1」は、「タスイチ」と読みます。
←読めなかった人は私。
ヒロインの漫画家と、その子が描いてるマンガの世界と、そのマンガをネタに同人誌を描いてる子たちの話。
メタです。
虚実入り混じり。
設定とかオチとか、面白かったけど、とくに感想はありません。
全体的にもうちょっと洗練されると見やすいかな。
今日は成人式の日ですね。
王子の劇場に行く途中に、「北とぴあ」という北区のホールがあって、ハタチが集ってました。
着物可愛いなー(≧∀≦)
黒のモダン柄も可愛いけど、朱色のレトロなのも可愛いvv
2010-01-06

明けてもう1週間ですね!
2010年★☆
飛び出したり、飛び込んだりしたいです。
富士登山とか、狙ってますvv
もちろん、夏になったら。
そして、全国の近藤史恵ファンの皆様、こんばんは。
近藤史恵の『サクリファイス』の続編『エデン』が、3月頃に出るそうですよ!
楽しみー♪♪
2010-01-01

蕎麦作るのに夢中になってたら年越してたー。
でも、めずらしくちゃんと初詣したし、初日の出も見ました!
良い天気!
今年もよろしくお願いします!