2010-03-31

『エデン』

近藤史恵の『エデン』を読みました。

やっぱり4時間くらいで読めましたね。
完全に寝不足ですが。

ここ数年の中で、私がいちばん好きな本『サクリファイス』の続編です。

『サクリファイス』から3年後。
スペインのチームからフランスのチームに移籍した主人公・白石誓は、世界最大の自転車ロードレース、ツール・ド・フランスに唯一の日本人選手として出場する。
しかし、レース直前にチームの解散が決まり、チーム内の思惑は交錯する。
アシストの仕事は、捨て身でエースを守り、勝たせること。
エースへの献身。
自分の保身。
芽生える野心。
揺れるチカが選んだ道とは…。

あいかわらず、文章が巧いですね。
平易で簡潔な文章なのに巧いと感じる。
過不足なく、美しい。

ただ、携帯サイトで連載していたからか、繰り返しの表現が多くて、一冊の本として読むにはくどいなぁと感じた。
もったいない。

そして、前作『サクリファイス』より読了後に感慨が薄いのは、肝心のミステリ部分が、チカ自身の未来に関わっていないからだろう。

前作は、チカと、チカのチームメイトや初恋の人などが当事者として関わり、チカ自身を変えてしまう事件が起こった。

重苦しい事件だったけれど、それを受け止めたからこその、ラストの清涼感だったと思う。

今作の事件では、チカは当事者ではなく、傍観者にすぎなくて、チカのストーリーとしては、そのミステリ部分はなくても成立した。

『サクリファイス』は、自転車ロードレースというスポーツと、ミステリの主題が高次元で融合した、秀逸な作品だった。

『エデン』は、前作を超えられませんでしたねー。

『サクリファイス』が良かっただけに残念だなぁ。
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2010-03-29

サクラサク。


散る桜には儚いイメージがありますが、咲き誇る桜の下にいる人たちはみんな楽しそうで、ふっくらした桜には幸せのイメージがあります。

今日は寒かったですね。
花見は来週かなー。

この季節は沈丁花もイイですねぇ。

2010-03-24

22番★23番★24番

まとめて観劇日記ー。

22番★

Team Good Speed『Under the sky』。

忠臣蔵で共演した山田和宏さんと、忠臣蔵につづき新撰組で共演する柿谷広美さんが出演してます。

ニューヨークに着いた早々、銀行強盗に巻き込まれ、強盗犯たちに連れ去られた日本人ミカコは、強盗の1人、日本人のクロと逃避行していくうち心を通わせていく、というストーリー。

前回、犯人が二転三転するサスペンス風の作品だったので、今回も誰か裏切るのかしら、と思っていましたが、前回よりシンプルな脚本でほのぼのとしてました。
予想外の展開とかはないですが、1人1人のキャラクターに愛があって、余計な遠回りもないし、すっきりしてて良かったです。

女優さんたちはみんな、前回の印象があったのでより楽しめました。
ミカコやってた方が嫌味のない演技で好感が持てました。

クロをやった山田さんと、下水道に住む情報屋をやった柿谷さんも良かった。

クロは未来が見える、という設定で、ラスト、「またすぐ会えるよ」と予言したクロが、ミカコのパスポートを盗んでおいて、その予言をいたずらっぽく実現した、というシーンで終わるのですが、クロがスリも得意みたいな伏線があったらもっとスマートかなぁ。

23番★

去年『へなちょこヴィーナス』で共演した市村圭蔵さんが構成・制作に参加した、ステージクライマーズ殺陣イベント企画『FUJIYAMA !!-殺陣祭-』。

東京の殺陣集団7つから集った殺陣師たちのパフォーマンスショウ。

内容よりなにより、受付の手際が悪すぎる。

開演時刻に50人くらい受付待ちの列が並んでるの見て、確実に開演押すなと思ったけど、やっぱり20分くらい押しました。

複数団体が参加してるせいで予約方法が徹底してないのかな。

300近い客席数の劇場なのに、指定席にしていない、事前にチケットを渡してない客がほとんど、というのは問題。

ほぼすべてのお客様の名前を確認して、お金のやりとりして、その上かなりの人数、予約がきちんと取れてないお客様がいて、そりゃ受付は手間取るよ。

受付スタッフ2人というのも少なすぎるし。
受付開場時間をもっと早くしとけばよかったのに。

1回限りの公演で、やる方はお祭り気分なのでしょうが、準備不足な印象。

内容としては、各団体ごとのパフォーマンスと、各団体代表によるコラボ。

一口に殺陣といっても、団体ごとにカラーや見せ方が全然違う。

芝居もそうだけど、結局殺陣も共演者との呼吸だから、共通の意識を持つメンバーでやらないと美しく見えない。
そうとう技術がある人たちが集まらないと、コラボにはあまり意味がないなー。

やっぱり劇団☆新感線はすごいんだな、と改めて実感しました。

大事なのは、顔と体の演技、リアクション、静止、センス。
つまりは、見せ物であるという意識。

ゲストの和太鼓の団体「雷音」は良かったです。
太鼓を叩くことに振付け的な要素を盛り込んでいて、音を聴かせるだけでなく、叩いてる体ごと観せるという1つのパフォーマンスになってて、観てて心地いい。

イベントとしては、構成・演出が上手くないな。
司会者の人が巧いんだか拙いんだか微妙だったし、司会が入るタイミングも野暮。

24番★

パラドックス定数『ブロウクン・コンソート』。

もともとは工場だった場所なのかな。
シャッターの入口、コンクリートの床、プレハブの壁、剥き出しのパイプや骨組み、といった特殊な会場での公演で、場所が要請するストーリー、演出が随所に見られます。

舞台は、裏でピストルを作っている工場。
工場主である弟は、障害者の兄を養いながら、ピストルを作ってやくざに渡している。
工場を仕切るやくざと、刑務所から帰ってきたやくざ。
癒着する刑事、野心を抱く刑事。
自称殺し屋の大学生。

弟をやってた植村宏司さんがとても良かった。

兄弟とやくざ2人が、おもちゃのピストルと水鉄砲で無邪気に遊ぶシーンが良い。

歴史ものじゃないパラドックス定数は初めて観ました。

私は、パラドックス定数の描く歴史ものが好きなのでちょっと残念。

いつもの凝縮された煌めきは薄まって、間延びした印象。

次は、太宰治作品をモチーフにした新作を、オーディションで選ばれたメンバーを入れて20人で上演するそうです。
私の知る限りいつも10人以下の少人数でやっているので、20人のパラドックス定数はどうなるんだろう。
想像がつかないだけに楽しみです。

2010-03-21

強風+豪雨+雷鳴→快晴。


ジョナサンでお会計を済ませたところで、入口近くのガチャガチャに惹き寄せられる。

プラスチックのボールの中には、幕末維新金属製デコシール。

坂本龍馬、西郷隆盛、勝海舟、桂小五郎、中岡慎太郎、岩崎弥太郎、吉田松陰…。

このへんの人らは分かります。

維新側、つまり開国して、明治新政府を作った側の人たちですね。

榎本武揚が入ってたのが意外。

榎本さんは、江戸城無血開城後、抗戦を主張し、旧幕府軍の軍艦を率いて北上、途中、新撰組なども収容して北海道に上陸。
蝦夷共和国を樹立、戊辰戦争最後の戦い・箱館戦争を総裁として戦った人です。
非凡な人だったらしく、降伏・捕縛後も助命嘆願されて特赦され、明治政府においても政治家として重用されました。

そんな中、新撰組もありました!
新撰組だけ、個人名ではなくて団体名。
「誠」と、だんだら模様。

が、分からないのは、新撰組の中で1人だけ個人名で採用されていたのが、芹沢鴨、ってことですね。

なぜ、あえて芹沢?
近藤勇や、土方歳三、沖田総司とかなら分かるけど…。

3回やって、勝、桂、勝。

うわー。

やっぱり新撰組が欲しいよ!

調子の悪い機械を見てくれてた店員さん(店長さん?)が鍵で中を開けてくれました。

何が欲しいですか?と聞かれて、新撰組!と即答すると、困った様子。
新撰組はもともと入ってる数が少ないとのこと。

前にも同じシチュエーションになったらしく、その時もやっと新撰組を見つけたらしい。

新撰組、人気レアキャラなのね。

やたら勝ばっか出てくる。

第2希望は?と聞かれたので、芹沢鴨!と言ったら、芹沢を探して、だぶった勝と交換してくれました。

ジョナサン親切!

ここで発表しちゃいますが、今回、私の役は芹沢の恋人です。

前回の忠臣蔵よりさらにオリジナル色が強いので、きっとネタバレしないだろう。

お楽しみにー!

2010-03-20

誕生日会★☆





をしていただきましたー!

ありがとうございます(≧▼≦)

楽しかった♪♪

今、うちはお花畑となっております**

珍しいのを抜粋(*^□^*)

青薔薇!
虹薔薇!
ブリザードフラワー!

2010-03-19

『薔薇とサムライ』

劇団☆新感線『薔薇とサムライ』を観てきました♪♪

前回の『五右衛門ロック』もめっちゃ面白かったけど、今回も面白かったー!
もう古田新太@石川五右衛門はシリーズ化すればいいと思う。
こういう明るくてはちゃめちゃで力押しなのがいい。

『朧の森に棲む鬼』とか、『蜉蝣峠』とか、『蛮幽鬼』とか、漢字タイトルシリーズはもう重たくておなかいっぱい。

メインキャストは、古田新太さん、天海祐希さん、山本太郎さん、神田沙也加さん、藤木孝さん、浦井健治さん、森奈みはるさん。
+新感線劇団員。
+アクション男子、ダンス女子。

今回のメインの方々はみなさん良かったですねー。
とくに、山本太郎さんと神田沙也加ちゃん。

天海祐希さんはかっこいい!
顔ちっちゃいー。
脚長いー。
声はあまり好みじゃないのですが、フラメンコを踊る天海さんにめろめろでした。
『阿修羅城の瞳2003』ではあんまりだったけど、今回の女海賊はイイ!
やっぱり男装のほうが断然いいね!

劇団員の方々のゆるぎないアンサンブルっぷりも素敵でした。

センターが変わっても、両サイドの村木よし子さんと山本カナコさんの安定感は変わりません。
カナコさんが可愛くて好き。

あと、やっぱり川原正嗣さん。
舞踏会シーンの、SPの小ネタに一人ツボ。

今回の粟根さんは海軍の将軍。なのに眼鏡。
そして、ショパンみたいな衣装&ヅラ。
なぜ粟根さんだけそんなにかぼちゃパンツが短いの?
白タイツが気になります。
一幕は、国を憂い、不正を正そうとする誠実な将軍。
しかし二幕では、卑怯な小悪党に成り下がりました。
でも今回はけっこう美味しい役で良かった。
ちゃんとダンスと殺陣もあって満足。

古田さんvsアクション監督川原さん+前田悟さんの殺陣が3回くらいあるんだけど、めっちゃ速い!
ものすごい呼吸の合い様。
もう15年くらい一緒にやってるんだもんねー。

あいかわらず映像はビミョーでしたが、地図→海→海賊船→戦闘から始まる冒頭はテンション上がりました!

舞台パネルがまったくなくて、すべて映像で背景を作っているので、場面転換がめっちゃ速い。
これは素晴らしい。
金のあるとこでしかできない演出。

ただ、映像のクオリティがまちまち。
王宮とか牢とかの背景の映像はすごく細かくて素敵でしたが、民衆と民家はダサかった。
が、具象の背景はまだしも、歌のバックの映像がセンスない。
歌詞そのままとか、安直なイラスト出すくらいならないほうがましだー。

2010-03-18

ブレックファースト♪♪


愛媛のみかんジュースでビタミン摂取(^ .^)y-~~~

みかん、きよみ、ぽんかん、ひめぽん、の4種類があります。

全部、100%。

素敵な朝食(≧▼≦)

2010-03-17

『リズム』

忠臣蔵で共演した熊谷祐弥くんの劇団、643ノゲッツー『リズム』を観てきました。

レンタルビデオ屋の休憩室が舞台。

ナンセンスな群像劇と書いてありましたが、ナンセンス通り越して、もう不条理に近かったですね。

最終的には、全員が劇中劇を演じていたってわかるんだけど、それが何重にもなってて、オチが何回もくる感じなので、効果はどんどん弱まってく。

序盤のメタなウケ狙いは、かなり上滑りしてた。

店長やってた人が面白かったのと、可愛いハタチ役の子がちゃんと可愛かったのが良かった。

女の役者さんは情念系が上手くて、男の役者さんは笑いを取るのが上手い。
と思う。

ちゃんと笑いが取れる女優さんってなかなかいないですよね。
笑いは難しいなー。

2010-03-16

バッコスらしく(≧ω≦)



今日は、弾丸MAMAERの田仲晶さん、忠臣蔵で共演した倉橋が稽古場に来ましたー。

ので、みんなで飲んだよ(*^_^*)

楽しかった♪♪

けど、まだまだ人数が少なくて淋しいな…。

2010-03-14

円盤ライダー。

円盤ライダー『W氏の帰れない夜』を観てきました。
元・惑星ピスタチオの西田シャトナーさんが作・演出。

ビリヤード台やダーツ、レコード、音響卓、ロッカー、ソファなどが置いてある、横長なバーでの公演。
バーにしては見やすかったけれど、やっぱり2時間は長かった。

演奏と歌を担当していた「7’ocrock」というバンドがとても良かった!

ギター&ヴォーカル2人と、パーカッション1人という編成で、ずっと舞台上にいて、生音で演奏しているのが素敵でした。
ヴォーカルのおふたりとも声が本当に綺麗。
再生するマシンが壊れてるのにも関わらずCD買っちゃった。

内容は、地球侵略に来た宇宙船にまぎれこんでしまった地球人の話。
脚本がとても面白かった。

主役である地球人と、宇宙人の隊長が取り違えられ、どっちが本物か区別がつかなくなってしまう。
取り違え方とか、設定とか、キャラクターとか、本当に強引なんだけど上手いんだなー。

一口に宇宙人といっても、いろんな出身星があって、それぞれの役職、それぞれの立場、それぞれの気持ちがあって、キャラクターの一人一人が際立ってる。

地球をどう侵略するかのシミュレーションお笑いバトル、ピスタチオ時代を彷彿とさせる宇宙空間でのパワープレイ、など、大人数でわいわいしてるシーンはとても面白かった!

ただ、最初と最後が長いなー。
最初と最後をそろえてあって、一人語り→二人のシーンで始まって、二人のシーン→一人語りで終わるんだけど、そこをもっとコンパクトにしていてくれたらよかったのに。

演劇を観に来るお客様は、笑いに来てる。
客席には、チケット代分は笑ってやろうという貪欲さがあふれてる。

寝不足のせいでその貪欲さに欠けていた私は、二人芝居のあまりの長さに引き気味でしたが、みんなが出てきてやっと戻ってきました。
あと、7’ocrockの音楽で。

主役をやってた座長の方は、たぶんものすごく冷静で、周りが見えてる。
でも、その冷静さで客の反応をチェックしているのがわかると、観てる方は冷めてしまう。
難しいバランスだけど。

2010-03-13

『完全犯罪研究部』

汀こるもの『完全犯罪研究部』という本を読みました。

ものすごい直球なタイトル。

高校の不倫女教師ゆりっぺこと由利先生が、産休の前任者に代わって顧問を務めることになったのは、表向きは推理小説研究部、裏では悪人の断罪を目論む「完全犯罪研究部」だった。

部員は、姉を殺害された不思議少女・杉野と、謎の少年・古賀。
杉野のナイトになりたい佐竹と、サバイバル系に秀でた東條、技術力の優れた川崎。

キャラはめっちゃ立ってるが、高校生は、無邪気な子供というにはトウがたちすぎてるかな。
もうちょい下の設定でもいいのに。

完全犯罪を企んでるわりには、証拠が残る武器ばっか使って、派手に破壊活動してるのはどうなんでしょう。

あと、結局、タナトスシリーズとリンクした古賀の過去は、なんだか賛否両論。私の中で。

タナトスの双子の片割れ・真樹の登場は、馴染みのキャラに出会えた嬉しさと同時に、世界が狭まってしまったようながっかり感もありつつ。

ちょっと汀こるものに飽きてきちゃった。

古野まほろの天帝シリーズが読みたいー。

2010-03-12

謎の。


昨日稽古したとこのトイレで見つけた謎の鍵。

わかりにくいですが、なぜか文字が逆さま。
左上のメーカー名も逆さま。

青いほうがOPEN、赤いほうがCLOSEって書いてあります。

だから矢印は合ってるのね、うん。

2010-03-10

うさぎちゃん。

うさぎchan?『泡/底』を観てきました。
2本立て。

「泡」は、デリヘルの待機室での女子5人の会話劇。

いいかげん、まったり系は飽きてきたなー。

キャラ設定はみんなしっかりしてるのに、キャラクターが動かないし、ストーリーがないから、会話がキャラ紹介で終わってる。

唯一外から持ち込まれるノートも、展開を引っ張る道具としては弱いし、オチも微妙。

「底」は、10年間監禁生活を送る少女と、監禁している男と、男の妹の話。

監禁という設定だけじゃドラマを作りにくそうだなと思ってたけど、少女と妹が同級生で、少女は妹をいじめていたという設定があって、それはすごく良いなぁと思った。

ただそのせいで、監禁のお話、といった場合は主役になるはずの男の存在感は希薄。
むしろ、いじめの加害者であった少女と、いじめの被害者であった妹のお話になっています。

2本とも設定は面白いけど、セリフが響かない。

女子オンリー芝居はキライじゃないので、観る前は「泡」のほうが面白そうかなと思ってたけど、観た後は「底」のほうが良かったかな。

知り合いがかぶってるスプリングマンの澁谷さんと井手くんが観に来てました。

2010-03-08

勉強中。。。

ワークショップ・オーディションに参加してきました。

事前にモノローグの長台詞を渡されていたのですが、今まで出会ってきた演出家さんたちの言葉がぐるぐるして、結局方向性が定まらないまま当日を迎えました。

結果的にはまあまあだったかな。

戦略だったり、感情だったり、計算だったり、気分だったり。
自分の中で複雑に絡み合っています。

演技って、頭は考えて、口はしゃべって、心は動いて、体は統御して、って、全部を同時にやることなんだろうな。

丁寧に演出してくださるオーディションで、一回見てもらった後、じゃあ次は下品な感じで、と言われてまた苦戦。

短い時間でしたが、私にとって下品ってかなりハードルが高いことに気づきました。

乱暴、とも、ぞんざい、とも、ふしだら、とも、だらだら、とも、きちがい、とも違う。

「下品」って難しい。

ワークショップはやっぱり勉強になります。

年齢を重ねて、経験を積むと、技術的には上手くなっていくもんなんだな。
でも、それが魅力的かどうかはまた別で。

でも、人間にはそれぞれ魅力があるとも思う。

どの魅力が求められているか、どれだけの量の魅力が必要とされているか、だけなんだろうな。

作家が書きたくなる、演出家が動かしたくなる、役者にならなきゃね。

2010-03-06

観劇番号17番!

いつのまにか今年17本目まで来ています。

うーん。
今月はホント多いな。
今度一緒に新撰組やるメンバーの半数が3月に芝居しますよ。

さて。

舞台芸術集団 地下空港
番外実験公演『トロカデロ・ライモンド』を観てきました。

戦火の中にある村に住む青年が、病気の妹のために巨大な獣の腹の中に入っていくと、巨大化した飼猫に飲み込まれた恋人である人気バンドのヴォーカルを探しに、猫の腹の中に入ってきた妹そっくりの女に出会う。
という、現代とファンタジーが獣の体内で交錯する、『不思議の国のアリス』みたいなストーリーです。

番外実験公演ということで、いろいろと実験的な仕掛けを試していたようで、ずいぶん攻めた演出でしたが、とても良かったですね。

会場は全面真っ白なギャラリーで、客席を楕円形に配し、真ん中の空間と、客席外側の空間をうまく使ってました。
登場していない役者は、客席に座ってるのも面白い。

風の音、鳥のさえずり、獣の鳴き声など、すべての音響効果を、楽器や人間の声を使って生で出していたのも良かった。
主題となっていて、何度も歌われる歌も素敵。

布を編んで作られている、直径1.5メートルくらいの輪っかで表現した猛獣が上手いなぁと思った。

衣装も良いバランスで凝ってたし。

脚本に関しては、構成・展開はとても良いけれど、セリフ自体はもう少し洗練されるといいな。

1時間で見やすかったけれど、短い分、世界観が定着する前のメタなネタは笑えない。
メタに限らず、笑いはほとんど取れてなかった。

2つの世界が交錯する物語は、2つのドラマを有機的に絡めて、合理的にオトさなきゃいけないから大変。
そういう意味ではオチてなかったかも。
でも、なんとなく成立した感じはした。

2010-03-04

ひなシュー★☆


昨日は雛祭りでしたね!

写真は、お雛様とお内裏様のシュークリーム♪♪

生地がデニッシュ生地でできてて、すごく美味しかったですvv

2010-03-02

柿喰う客♪♪

柿喰う客『The Heavy User/ヘビー・ユーザー』を観てきました。

脚本→和物ホラー×現代SF
演出→ハモネプ×小鳥クロックワーク
って感じ。

電話から鳴る謎のノイズを聞いた、お客様相談室に勤める女性の怪死事件。
伝染してゆくノイズ。
人類を管理しようとする「彼ら」の存在。

トリッキーな演出で50分の作品に仕上げていて、とても見やすかったし、面白かった!

ユニゾンでしゃべる、同じ音でくり返す、高低をつける、輪唱する、というように、ほぼすべてのセリフが音として使われているので、絶対噛めないんだけど、まったく噛んでませんでしたね。

感情とは別のところでしゃべるセリフが多いので、芝居というよりはパフォーマンス、という印象。

脚本、演出、役者、すべてのクオリティが高い。

でも何が一番突出してるかって言ったら、やっぱり演出なのかなぁ。

フランス遠征公演もやっちゃうそうですよ。

東京公演は、会場がお寺の本堂ということで、寒いのかしらと思ってましたが、全然大丈夫でしたね!

2010-03-01

トランス!

劇団SevenStars番外企画公演『トランス』を観てきました。

ありえんー。

上演時間が30分も伸びてるだけでもありえんのに、遅刻客のために開演時間が20分も押すなんて!
トータル1時間近く伸びるなんて!

稽古に間に合わないかと時計ばかり気になって芝居どころじゃなかったよ。

長方形の部屋の、四方の壁沿いに椅子を並べただけの会場だったので、始まってしまうと遅刻客を入れづらいのはわかるが、べつにシーンさえ把握してれば途中入れるタイミングはあったよ。

電車が止まってるとかのアクシデントがないかぎり、開演時間で押すのは10分が限度だー。

事前に尺(上演時間)を聞いて、後の予定がある中、がんばって観にきてるんだからさ。

つか、尺が伸びてるのは、役者が噛み噛みだからじゃないの。

セリフもあやふやなのか、ちょいちょい相手のセリフ食ってたし。

せっかく鴻上尚史さんの脚本なんだから、脚本のセリフを楽しみたいのによくわからなかったよ。

なぜ、すでにある脚本なのに、そんなにうろ覚えなのだろう。

3人芝居だったので、各役者さんの良かったところを挙げてみます。↓↓

竹中勇貴さん→オカマ役、良かった。
出来本泰史くん→高貴な方の役、良かった。
下出紗弥可さん→声が良かった。

会場めっちゃ狭くて、すぐ目の前で芝居してるから、強がっても取り繕っても全部ばれる。
ばれてるのは承知の上で、それを受け入れて、かつ、芝居する強さが必要だね。

今日の教訓。

役者が舞台上に上がるその1歩目で、客は役者の信頼度を測る。
プロフィール

imyou

Author:imyou
東京で役者をしている 【金子優子】 の日記です。
■■今後の予定■■
☆『夜を忘れなさい』
2017年6月2日(金)〜6日(火)
新宿 シアター・ミラクル
☆『希望の星』
2017年11月8日(水)〜12日(日)
池袋 シアターKASSAI

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