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2009-01-18

一徳会。

ルドンで共演した前島謙一氏主宰の劇団一徳会の、福田恆存・作『龍を撫でた男』を観ました。

約60年前に創られた戯曲だそうで。

面白かった!

いいな、こういうのやりたい。

他のとこでもリーディングやってましたね。

1行で済むことを10行くらいかけてしゃべったり、やっぱり台詞が長くて、回りくどかったり、聞き慣れない言葉をしゃべったりしてるのに、聞いてて大意を掴める。
言葉につまずくことなく楽しめます。

最近の戯曲は、あからさまな言葉を使うことによって、戯曲の段階で、選択の余地もないくらい、感情が定まってしまってるんじゃないかな。

この戯曲は、役者の言い方や、観客の見方によって、受け取れる感情が変化する。

6人の役者さん、演技の質はばらつきがあるけど、みんな魅力的に見えたし、良いバランスでした。

ルドンで共演した、アロッタファジャイナのナカヤマミチコさんも出てます。

主役の精神科医をやった役者さんは、すごく抑制した芝居で、伝わる必要最小限の出し方をする役者さんで。

その妻と、精神科医夫妻それぞれの不倫相手の男女役の役者さんたちは、前半の抑制してる部分は、普段の芝居と違うからか、抑制しきれてなくて、過剰な仕草や余計な色がついた台詞回しが気になりましたが、後半の放出してく部分は良かった。

他に、精神科医の脳内俺と脳内妻役がいるんだけど、脳内妻の眼鏡がやたら現代的なのが気になったな。
なんか、眼鏡だけ浮いてる…。
眼鏡、必要?

身体能力の高い前島氏が作った舞台装置だけあって、アグレッシブ。

天井から吊ってある美術も素敵でした。

主役の役者さんはSCOTの方らしく、鈴木メソッド力を発揮してました。

最後パン一になるこの主役の方と、常にふんどしの脳内俺の方は、すごいイイ体で、割れた腹筋を堪能。

感触がやっぱりちょっと似てるのかな。
途中、ひょっとこ乱舞の『無題のム』を思い出した。
『無題のム』は、太宰治の3本の短編を1つにより合わせてモチーフにした作品で、小説の文章をそのまま読んだり、朗読に近い部分があって、写実じゃない動きとかも、今回の演出に近い。
あれも面白かったなぁ。
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comment

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精神科医

精神科医なのに精神分裂なんだ

ダークなどろどろな内容なのに意外と明るくそういうのを演技しますやね…

そう。

自分はまともだと思ってる俺が、きちがいの俺に乗っ取られる、みたいな話。

明るい話ではないね。
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imyou

Author:imyou
東京で役者をしている 【金子優子】 の日記です。
■■今後の予定■■
☆『夜を忘れなさい』
2017年6月2日(金)〜6日(火)
新宿 シアター・ミラクル
☆『希望の星』
2017年11月8日(水)〜12日(日)
池袋 シアターKASSAI

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