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2009-04-24

『イデアマスター』

20090424184329
を読みましたo(^∇^o)(o^∇^)o

若木未生という作家さんの、GLASS HEARTシリーズ6年ぶりの新刊にして、最終巻。

懐かしの集英社コバルト文庫ですよ!
乙女御用達☆

といいつつ、最終巻であるこの『イデアマスター』だけ、大人の事情でなぜか幻冬舎から出版されてます。

この後、前の9作も順次、幻冬舎から刊行されるそうです。
完結させるためにシリーズごと移籍したらしい。

あとがきによると、当時のコバルト的にはファンタジーが売れ線で、グラスハートはあまり売れなかったみたい。

なぜだろう!

こんなに素敵な作品なのに。

主人公は、アカネちゃんというドラム叩きの女の子で、天才音楽家でプロデューサーの藤谷さんと出会って、憧れのギタリスト尚と、音楽オタクの坂本くんと、バンドをやる話です。

あらすじで書いたら安っぽいけど、アカネや藤谷さんや尚や坂本くんや、その他のいろんなキャラクターが、切実に音楽をやって、生々しく痛く生きている世界でした。

日本のアニメって評価高いけど、同じクォリティの高さが、当時の少女小説にもあったんだよ。

今は読んでないからわかんないけど。

私が中学、高校の頃のコバルトは水準が高かったと思う。

グラスハートシリーズは、毎回、登場人物の誰かの一人称なんだけど、語り口がかなりの現代口語で。

会話文だけじゃなく、地の文(「」じゃない部分)も、アナウンサーが読む原稿のように綺麗な日本語じゃなくて、どもったり、噛んだり、言い間違えたり、言い淀んだり、単語だったり、感嘆詞だったり、する。

そんなんだから、校正の人、めっちゃ大変だろうなぁ。
「て、に、を、は」の一字の違いだけで、ニュアンスが全然違ってくるから。

6年経って、書いてる人も歳をとるけど、読んでる人も歳をとる。

変わらないなと思う部分もあるけど、変わったと感じる部分もある。

それは当たり前。
6年経ったにしては、変わらないアカネちゃんたちがそこにいてくれて、私は嬉しかったo(^-^)o

にしても、音楽を文章で描くって、力技だよね。
目に見えないし、文字にできるわけないのに。

音楽に限らず、小説って、書く人が、自分の中の感覚を必死に探って、なるだけ正確に一番近い文字に写し取ろうとして、読む人も、その作者の感覚を文字から拾おうと努力して、研ぎ澄まして読まないと、ただの文字の羅列になっちゃう。

研ぎ澄ましてるのめんどうで活字離れしちゃうのかなぁ…。
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