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2010-01-16

『この街の冬』

今日も下北沢です。

昨年4月にゲストで出たスプリングマンの『この街の冬』を観てきました!

始まり方がすごく良い。
朝倉亮子さん演じる笑わない女と、武藤啓太さん演じる人の好い電気屋の会話。

長い間、看病してきた母が亡くなった女の元へ、ロックという夢を追いかけて家を捨てた姉(若林直美さん)が帰ってくる。

スプリングマンの作・演出家である澁谷光平さんを呼んで、うさぎchanというユニットでやった『シューティングガール×バイオミュージック』を思い出しました。

その時、私と朝倉さんは、7人姉妹の次女と三女を演じました。

母の行方不明に姉妹全員が集まる、というお話だったのですが、ロックをやるため定職に就かず家に寄り付かない姉である私と、家業を手伝う妹の朝倉さんが対立する関係でした。

今回も、姉妹の対立、ロック、母の不在、手紙といったキーワードがかなり重なっていたので、続編のような、パラレルワールドのような、不思議な感覚でした。

ただ今回は、母の不在が死だけに、妹にはキレる正当性がある。
その脚本の重さを、朝倉さんの笑わない演技がきちんと表現してた。
朝倉さん変わったなぁ、と思いました。

澁谷さんの脚本は、ナチュラルから始まって、ぶっとんではっちゃけて、しんみり、爽やか、という流れで、良い話で、良い話であることが嫌味にならない。

こざっぱりしたウェルメイドなこの作風は、他のとこにはあまりない部分なので持ち続けてもらいたいな。

ただ今回の中盤はちょっとたるんだ感じ。
姉妹以外の人たちのドラマを見せたいのか見せたくないのか、どっちつかずな印象。

同じくらいの人数を出した澁谷さんの脚本では、乙女企画クロジ☆でやってた『僕の愛した冒険』のほうが良かった。

舞台セットの転換がないワンシチュエーションの芝居だと、その場所に来たりいたりする必然性がないと登場できない。
そういう意味では、小澤雄志さんの役はもったいなかった。
小澤さんはもっと観たかった。

舞台装置は、あいかわらずの部屋セットでしたが、椅子を使ってたのが幸いでした。
床座りだったら、前の人の頭が邪魔で、確実に芝居の大半が見えない。

演出もより洗練されて、とくに、クライマックスの歌と映像の入れ方は良かった!

井手昭仁くん、仁後亜由美ちゃんも自分の良さを発揮してて良かった。

グアムに旅立つと言い張る朝倉さんが、部屋の隅に置いてある、ばかでかいスーツケースに目をやった瞬間、がたん、という音がしたので、まさかスプリングマンでホラーが始まったかと怯えましたが、ただの裏の音だったみたいですね。

爽やかに終わって良かったー。
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