2010-07-20

観劇日記★

久しぶりに、まとめて観劇日記。3本分。
久しぶりに長いです。
ご注意ください。

★THE REDCARPETS×7%竹
『無駄骨 ~骨密度は7%だけ~』

柿喰う客で共演した、千葉おもちゃさんと武藤心平さんが出演してます。
コントと聞いていたので、オムニバスのお笑いライブみたいなのを想像していたのですが、ちゃんとストーリーのあるお芝居でした。

舞台上にパイプ椅子が並んでて、ゼウスをはじめ、天使たち、女神たちが天界で会議してるところから始まる。
人間界でアホスイッチが押されて、アホウイルスが充満してしまったので、それを止めるべく、ゼウスたちは人間界に下り、キャバクラのボーイ・横田を勇者として指名。
横田は、偉い神を呼び出しアホスイッチを解除するため、ゼブラクイーンとその配下の女子たちが所持する7つの石を集めに行く、というストーリー。
役者さんみなさん、芸達者で身軽。
いさぎよい展開で好感持てるし、大爆笑はしなかったけど、かなり面白かったです。
大合唱で終わるラストも好きです。


★デッドストックユニオン
『民宿チャーチの熱い夜8』

去年の夏、出演したチャーチシリーズの最新作。
かなりメンバーが入れ替わってしまってましたが、懐かしい方々にお会いできました。
キャストが変わっているのでストーリーは全然違いますが、構造としては同じ。
でも、あいかわらずキャラクターはみんな立ってて良かったです。
面白かったですが、やはり2時間15分は長い。
もうちょっとコンパクトにできる気がする。
みんながわいわいしてるところが面白い分、しんみりしたとこが長い。
あと、人間の心理としては無視できないはずの部分をほったらかしにしてるところがいくつかあって気になりました。
『愛を語るにはまだ早い』から良いなぁと思っていましたが、今回も江藤修平さんが良かったです。


★笑劇ヤマト魂
『ヤマト版 夏の夜の夢』

「喜劇版」と「悲劇版」の2バージョンあって、私が観た「喜劇版」は、シェイクスピアの戯曲を、主宰の渡辺さんが翻訳して、脚色・演出。
「悲劇版」は、シェイクスピアの原作を元に、渡辺さんが脚本を書いたオリジナルストーリーだそうです。
スケジュール的に「喜劇版」になりましたが、「悲劇版」も観てみたかった。

シェイクスピアです。
シェイクスピアはとにかく、しゃべりまくりです。
しゃべりまくるには、やはり余裕が必要。
心と頭には余裕があるのでしょうが、体と口はギリギリでしたね。
クリアな発声とクリアな滑舌がないと、あの膨大な台詞は維持できない。

演出は工夫されてましたが、効果としては微妙でした。
役者の体を使った場面説明やキャラクター説明、ダンスがあんまり洗練されてなくて、なくてもいいかな。

衣装も、全部手作りで凝ってましたが、微妙でした。
全員、ベースはグレーの衣装で、その意味は、「役者は影法師」。それはわかる。
そして、人間の世界と、妖精の世界をそれぞれ表現する、黄色×水色と、白×黒のワンピース。
ワンピースの裾にワイヤーが入ってて、形を自由にアレンジできるアイデアは素敵。
ただ、グレーの衣装の上にワンピースを重ねた形で着る場面がほとんどなのに、重ねることを想定して作っていないのが気になる。
それぞれ形が独立して完成していて、重ねると全然可愛くない。
ワンピースそのものの形(とくに男子の上半身の部分)も、もう少し工夫が欲しい。

あと、最近よく言ってる気がしますが、ヴィジュアル。
夏夢で一番のキモは、やっぱりパックでしょう。
ダッタン人の矢より速く駆け飛ぶ、悪戯好きの妖精パック。
すげー可愛くて、ちっちゃくて、ほそっこい子がやるなら、なんの工夫もいらない。
顔が可愛くないとか、ダイエットしてほしいとか、言いたいわけではないです。
パック役の方、演技力もあるし、体も動く人なんだと思います。
ただ、おそらく20代中盤から30代前半だと思われる、普通の体型の、普通の顔の女の人が、普通にやっても妖精じゃないだろー。
日常的すぎる。
髪型をアシンメトリーのベリーショートにするとか、とにかくフォルムとして、日常から飛び出てほしかった。
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comment

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[i:63994]へー

なるほど…どれも面白そうですな。ところで優子先生は芝居しないのかな?おいらが文章書いたる。

[i:63994]へー

なるほど…どれも面白そうですな。ところで優子先生は芝居しないのかな?おいらが文章書いたる。

やるよー。

9/30~10/11に、池袋小劇場でやります♪♪
観に来てね(^.^)b
そして、批評書いてね(^ .^)y-~~~

なるほど

7%竹の俳優さん、客演で観たことがあり、興味を持っています。
笑劇ヤマト魂は、インサイドバザール(バッコスの前身)と同じころに初めて見た劇団です。この前の忠臣蔵のときも、優子さんのブログの観劇評を読み、いま、またこれを読んで、何となくわかるんですよね。不足感が。だからなのか、どうも観にいく決心がいつもつかない。最初に見たとき、どうも、入り込めないところがあって、そのときは古代物で、インサイドバザールも古代物で、共通点感じたけど、なぜか、ヤマトはもう一度観たいという気が起こらなかったんですよね。最初の印象が尾を引いてるのかな。でも、優子さんの評を読むと、最初に私が感じた違和感はいまだに残ってるみたいなのですよね。

ありがとうございますm(__)m

RUNさん、こんにちは。

ヤマト魂は、今回の公演で活動を休止するみたいですよ。
今後は、主宰の渡辺さんが別ユニットで活動するようです。
渡辺さんは、他の劇団に客演しているところも観たことがありますが、あの自由さは素敵だなぁ、と思いました。
自分に求められているものを知った上での自由は必要ですよね。
大きく分類すれば、バッコスとヤマト魂には共通する部分も多いのでしょうが、やはり私もバッコスのほうに魅力を感じます。
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imyou

Author:imyou
東京で役者をしている 【金子優子】 の日記です。
■■今後の予定■■
☆『夜を忘れなさい』
2017年6月2日(金)〜6日(火)
新宿 シアター・ミラクル
☆『希望の星』
2017年11月8日(水)〜12日(日)
池袋 シアターKASSAI

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